sungrove

2020.01.08 |BLOG

意志が弱いけど痩せたい人必見!ポイントは〇〇しないこと。

ダイエットをする上で最も障害となるものと言えば?


やはり「食欲」でしょう。新年の目標に「痩せる」を掲げた矢先、甘~い誘惑を目の前にし、秒で挫折。


甘いものを食べたい、好きなもの食べたい、美味しいもの食べたい!!!世の中には美味しいものがたくさん、常に誘惑と隣り合わせです。



私自身も幾度となくダイエット宣言をしてきました。


このくらいは大丈夫!と友達からのお誘いをいいことに、毎回ケーキやおいしいイタリアンを堪能していた結果、気づけばほとんど毎日高カロリーメニュー。


そんな日々が続き、体型の変化に見てみぬふりがいよいよできなくなってきた頃‥ 自分で思っているより明らかにアンパンマン顔な自分が鏡の前にいました。


 幾度となくダイエット宣言をするということは、繰り返し失敗してきた、挫折してきたということ。


そんな「意思が弱くても痩せたい」あなたに向けたポイントをお伝えします。

目次

痩せたければ我慢するな!!痩せる=我慢するという発想をしているうちは、絶対に痩せない。

ダイエット宣言したら「ケーキをやめなきゃ」とか「揚げ物は我慢だよね」という考えが必要と思っているうちは、それ自体がストレスになってしまう上に、人間の脳は不思議なもので〜しない、〜はダメなように否定されればされるほど、それを頭に浮かべ、意識にのぼってきてしまい、より欲してしまうという性質があります。

突然ですがみなさん、ピンクの猿を絶対に思い浮かべないでください。




・・・・今ピンクの猿を浮かべた人はどのくらいいますか?
ほぼ100%かと。
食べ物も同じ。食べてはダメと思えば思うほどそれを欲してしまい、痩せたい気持ちと衝突してしまいます。
その結果欲望に敵わず、ダイエット終了ということに・・・。

仮にどうにか乗り越えダイエットを成功させたとしても、これまで蓋をしてきた欲望が爆発してリバウンドをしてしまいがちです。そうすると、せっかく減らした体重や、努力が水の泡に。


「これを我慢しよう」ではなく、「身体は何を欲しているのだろう?今自分は何が食べたい?」もしくは、「もし食べたかったら、〇〇をしよう」と代わりになるものを探したり、条件をつけるというのも1つの方法だと思います。

いやいや、そんなのケーキしか浮かばないし、ケーキ以外じゃ満足できないよ!と思いますか? 私自身、ケーキやスイーツを毎日食べたい人間でしたが、意外と平気になりました。変わろうと思えば変われるものです。

基本的な栄養学を勉強してみる

え、勉強・・・?!そう思った方、多いのではないでしょうか。

実は意外と重要なのが知識をつけるということです。

闇雲にネット上の情報をやってみるよりも、本や信頼のある情報を利用して、正しい情報を知ることがまず大切になります。

なぜ太るのか、なぜ痩せるのか、なぜ脂肪がつくのか、それぞれの栄養素はどんな役割があるのか・・・
あげたらキリがありませんが、これらの知識がつき、身体のしくみがわかると、実行することは意外とシンプルなことも多く、取り組みやすくなります。

さらに必要な栄養素を知ることで、食べない方がいいものだけでなく、食べるべきもの、食べなければならないものが明確となるため、ダイエットなのにむしろ食べなきゃいけないという新しい感覚を得ることができます。
それは我慢とはまさに真逆でありストレスフリーな状況に近づけることができます。

まずは1日でいいからやってみる

どんなことでもやってみなければ始まりません。

多くの人ははじめの一歩を踏み出すことができず、先延ばしになることがほとんど。あれこれ理由をつけて、やらない自分を肯定します。それって意味があることでしょうか?

本当に変わりたいと思うなら、たとえ意志が弱くてもまずはやってみること。1ついいことが1日のうちにできたら、3日間、1週間、2週間、1ヶ月と徐々に増やしていけばいいのです。

習慣化するためには、66日間必要とされています。
いきなりそこを目標とすると挫折してしまうので小さなハードルを超えていくように、日々小さな一歩を積み重ねていく、これが必要です。

自分の食生活を振り返る&改善点をみつける

どのように踏み出せばいいか?
その際重要なことはまずは自分の行動パターンを振り返ることです。

自分の食事記録をとるのがいいでしょう。そうすることでどんな食事内容の傾向があるかつかむことができます。
意外と陥りがちなことや、私が実際にやってみた際に気づいたことも含めまとめました。

♦︎ご飯とフルーツ、野菜ジュースなど糖質の組み合わせがすごく多い

単純に食事のバランスが悪過ぎるパターン。
糖質に偏ってしまい、身体のもととなる必須アミノ酸(たんぱく質)や必須脂肪酸(脂質)が足りておらず、さらに身体の代謝や調整を行う必須ビタミン、必須ミネラルが摂れていないということ。

ここに気づくことで、朝ご飯にゆで卵を食べよう、野菜ジュースはやめよう、お肉や魚をなるべく食べよう、といった必要な行動が明確になります。
ここでバランスが悪い、足りないものがあると気づくには、やはり知識があってのことですね。

♦︎単純に野菜を食べる量が少ない

野菜は1人暮らしではなかなか使い切るのも大変だしと意外と食べにくいもの。ですがダイエットに野菜は必須。

野菜だけ食べるダイエットは急激な摂取カロリーの低下によって、身体が飢餓状態となり、痩せにくい状態を作ってしまいます。
さらに代謝に必要なビタミンB群をはじめとする栄養素が欠乏するためさらに身体は省エネモードに突入。
痩せないだけでなく、筋肉も落ちてリバウンドしやすい身体にもつながるリスクがあります。

とはいえ、やはり必要なもの。現代人は日頃より野菜をあまり食べない上に野菜自体の栄養価も年々下がってきていると言われているため、より意識して買う必要があります。
サラダなどの生野菜もいいですし温野菜などにしてかさを減らしたり、味噌汁に野菜をたっぷり入れて食べるのも簡単でおすすめです。

♦︎意外と噛んでいない

よく30回噛みましょう!や、早食いは良くない、など聞くと思いますが意外とできていないのがこれ。

よく噛むことは、早食いを単純に防ぎ、脳の満腹中枢を正常に働かせることにつながり食べ過ぎ防止にもなります。
少々マニアックなところも補足すると、褐色脂肪細胞という脂肪細胞が身体には存在しますが、実は脂肪細胞であるにもかかわらずエネルギー消費に一役かっているありがたい存在がいます。つまりよく噛むことで褐色脂肪細胞が活性化しエネルギー消費が増えるということです。

これは使わない手はない!

また噛むこと意識を向けると、食べることに意識を向けることにもなり、今まで無意識に食べていたことにも気づきます。
噛むことに意識を向け、同時に食べ物の味や食感に意識を向けることで食事自体の満足度が上がって、勝手に少量で満足できるようになります。

♦︎優しいチートデイを作ってストレス対策をする

私の場合ですが、繰り返しダイエット宣言をしていたくらいなので、「完全にケーキをやめる」なんてことは不可能でした。
だって好きなんです、食べたいんですもの。

というわけで、自分にこんな提案をしてみました。

「ケーキは2週間に1回だけ。食べるならとっても高級な、見た目も美しく、素材にこだわった、なるべく添加物のないものを選ぶなら食べてもいいかな?」と。

これまでコンビニでもケーキを買っていたわけですが、知識がつくと添加物やその砂糖の多さ、身体への影響を知ってしまい、好きだからこそ身体にいいものを、こだわったものを、そして「絶対に美味しいケーキを食べたい」と思うようになりました。

きちんと美味しいもの、素材からこだわったもので自分を満足させてあげると、意外と少量でよく、かつ心がしっかり満たされるのです。

万が一食べ過ぎたとしても、自分を責めないこと。そんな日もあると許すことも大切です。
そして、食べ過ぎた日はそれ以降の食事で調整するすことも同時に実施。そうすることで「これは絶対禁止」ではなく「条件つきなら食べてOK」にすることで、逆に「食べたい!!」という方向への意識が薄れていきます。

我慢ではなく、自然に対策がとれている状況です。
頻度や種類を条件にするのもありだと思います。

◆1日5分でいいから運動をする

私自身ダイエット宣言をした当初にはじめた「ジムに通う」はまんまと続きませんでした。だってめんどくさい。
そのかわり、自宅でのトレーニングをしました。いわゆる宅トレ。

時間や場所に制限されず、人の目も気にすることなくできるので、続けやすいです。 

あとは髪を乾かしながらスクワットや、トイレに行くたびに伸びをするなど「ながらダイエット」も合わせて習慣にすると継続がさらにしやすくなります。

回数ははじめは1回から。いきなり20回などに設定せず、こちらも小さな一歩を積み重ねることをしていきましょう。

<筋トレとランニングの違い>
筋トレはいわゆる無酸素運動。筋肉を増やすための運動です。
ランニングなどはいわゆる有酸素運動。これは酸素を消費しエネルギー消費につなげるものです。

ダイエットにはどちらが有効かというと、答えは両方の組み合わせです。

無酸素運動となる筋トレをすると筋肉量が増えます。そうすることによって基礎代謝がアップします。
基礎代謝とは、寝ているだけでも消費するカロリーのことで、実に1日の消費カロリーのうち60%を占めていると言われています。

勝手にカロリーを使ってくれる量が増えるということ。これは多いにこしたことはありません。
筋肉が増えて基礎代謝が上がれば痩せやすい身体へ、かつメリハリのある身体作りに有効です。

ただ今ある脂肪を燃焼させるには、やはり有酸素運動が必要です。
脂肪をエネルギーにして消費してもらいたい。気合をいれてランニング、ではなくともいつもより一駅先まで歩いたり、エレベーターではなく階段を使ったりとそんなことからでOK

筋トレと有酸素運動を組み合わせて痩せやすい身体への一歩を踏み出すのはどうでしょうか。

さらに運動にはありがたい効果として、食欲抑制作用や脳にとっても非常にポジティブな働きが多いです。

食生活の改善が重要だけど、食事だけでダイエットをするのは本当に食欲との戦いになってしまうことがあったり、急激な食事制限でストレスや身体への負担が多くなってしまうことも。
その点、大変だけど筋トレなどの運動を合わせることで、食欲抑制作用や基礎代謝向上によって相乗効果が得られます。

まとめ:1ヶ月続ければ変化がではじめる

このような形で、バランスのとれた食事、なるべく自然なものを、適度な運動をと心がけている結果、「あれ?なんか順調かも。ケーキそんなに欲してない〜!」ということに気がつきます。

 ここまでくれば「意志が弱くても変わることはできる」と自ら実感、体現することができます。
 
食の好みや、選ぶものが変われば同時に「我慢」から解放されます。ダイエットが辛いものではなく当たり前の習慣に。ここまでくればあなたも勝ち組です。

人間は欲張りなもので、やろうと決めるとその瞬間が最もモチベーションが高く、「あれもこれも一気に!!」となりがち。
ですがそれでは続きません。
「小さな一歩」を積み重ね、結果的に習慣にしていくことで、本当の意味でのダイエット成功となります。 

もちろん個人差はありますし、割ける時間や労力、環境も異なるでしょう。なので、自分に合った方法を見つけることが重要です。

ただ、誰でも、意志が弱かろうが、これまでできなかったことであろうが、変えることはできます。習慣は作るものです。
一度きりの人生を、自分の理想の状態にしていこうと挑戦することはそんなに悪ことではないですよ。

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